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珠海の受験生2人 中華民国国旗を掲げる

2013年06月12日

【新唐人2013年6月12日付ニュース】6月7日と8日、中国では年に一度の大学受験を迎えました。ネット-ユーザーによると広東省の珠海市で、受験生2人が受験会場となっている学校で中華民国国旗を掲げました。2人はまた、旗を広げてキャンパス内を走りましたが、その後政府部門に連行されたそうです。

 

ネット上にアップされた写真では、受験生2人はまずキャンパスに掲揚されていた中国国旗を降ろし、中華民国国旗を広げています。2人の動機は今の所わかっていませんが、多くのネットユーザーからは喝采が送られています。

 

広州のネットユーザー 張聖雨さん

「今多くの人がこのような共産党体制、中国社会の暗黒と腐敗は昔の国民党統治時代よりもずっとひどいと思っています。多くの人が公民意識、民主意識に目覚めています」

 

中国当局はこの事件をどのように処理するのでしょうか。広州の人権活動家郭(かく)さんは、当局のやり方を非難します。

 

広州の人権活動家 郭建和さん

「こんなことで人を捕まえるなんて、この政府はレベルが低いです。やるべき事はやらないのです。もし彼らが暴力で他人の生命安全を脅かしたのなら、政府が介入すべきですが、そうではないのです。政府のレベルが低すぎるからこんなことをするのです」

 

また、中国は一党独裁なので、至る所で不公平な現象が起き、独裁政権の崩壊は時間の問題だと示します。

 

中華民国国旗は中華民国の国家の象徴の一つで、青天白日満地紅旗(せいてんはくじつまんちこうき)とも呼ばれ、孫文の提案で陸皓東(りくこくとう)がデザインしたものです。青天白日滿地紅旗は青・赤・白の3色で構成され、自由、平等、博愛の精神を象徴し、中華民国立国の初志である三民主義を代表しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/06/07/atext910956.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)

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